正社員歴1年!帰国後に32歳で未経験営業になれた理由【Senichiroさん32歳】

利用者インタビュー

Senichiroさん(32歳)
新卒で勤めた旅行業を1年で退職。その後はアルバイトとワーホリを繰り返し、あっという間に32歳。一見、再就職は厳しいのでは?と思われがちな経歴でありながらも、帰国後の転職活動では未経験で第一志望の営業職に見事内定。そんなSenichiroさんの就職活動についてお伺いしました。

Senichiroさんについて

プロフィール
もともと旅行が好きだったことから、新卒では旅行業界に就職。一年ほど勤務した後、アルバイトで資金をため、カナダとオーストラリアの2カ国ワーキングホリデーに行く。
ワーホリ中はその土地ならではの生活を楽しみながら海外経験を積む。

留学中の過ごし方や経験談を教えて下さい

バンクーバーでは飲食店に勤務しつつ夜はバーのディッシュウォッシャーなどで生計を立てつつ、一日の中で自分の時間を作れる日を作って、休日には趣味のカメラを使う為に近場の観光地に行ってみたりして過ごしていました。
でも近場のスタンレーパークとかロブソンスクエアで、まったりランチとかが多かったかもしれません笑
ビールが好きなので、バンクーバーに色々とあるクラフトビールを買いに行って、友達を呼んで夜な夜なお酒を飲みながら映画見て過ごしたりしてました。

オーストラリアでは農業経験をしてみたくてタスマニアに行っていたので、アップルやチェリーの仕事をして生活費を貯めつつ、普段長くする機会の少ないアウトドア生活を体験しました。
仕事の後はよく釣りをして、釣れた魚で刺身などの日本的な食べ方を他の国の人と共有したり、他の国の調理の仕方を教えてもらいながら楽しく過ごしてました。

留学前はどんなお気持ちでしたか?

初めてカナダに行くまでは、短期間での旅行でしか海外に滞在したことが無かったので、一年も滞在して生活をする中でどんな事が起きるか楽しみでした。

自分の英語に自信があった訳ではないけど、自分がどこまで通用するのかも知れる、いい機会だと思って楽しみにしていました。

留学期間中に挑戦したことはありますか?

自分の能力を向上させる為に仕事でも英語環境に拘りたいと思い、ローカル向けのバーで働く事に挑戦しました。
従業員との会話は完全に英語のみになるので最初は少し戸惑ったけど、慣れてくると色々と新しく覚えた事が試せて楽しかったです。
あとは坂の多いバンクーバーでの移動手段としてスケートボードを始めました。
最初は移動手段としての利便性より怪我と筋肉痛しか得られなかったけど、徐々に慣れてきてラーメン屋に行くまでの良い移動手段になりました!笑

留学での生活を終えてご自身の中で変わったことはありますか?

留学以前は、それまで自分のやってきた事や、得意な事で挑む事を決めていました。
でも実際は、留学で今まで試した事が無いものだったり、関心があっても出来ないと思い込んでた事に挑戦出来た事で、好きな物や事の幅が広がった気がします。

帰国前の心境をおしえてください

正直に言うと、カナダからの帰国直前まで全然帰国したいと思っていなくて、現地で知り合った友達や街が凄く居心地が良すぎて、どうにかしてバンクーバーに残る方法を考えてました。
帰国直前に次の国に行く事も決まっていたので、カナダからの帰国では就職に関しての焦りは感じていなかったです。

でも、2カ国目のオーストラリアからの帰国前は、自分の離職期間の事やその経験から得た内容をすぐに言語化できない事に焦っていました。

留学後の活動について

帰国キャリアドットコムを利用したきっかけはなんですか?

コロナ禍での帰国に伴って、自分自身が思うように就活が進められずにいました。
サポートをしてもらう事で就活をうまく進めていきたいと思い、「留学生」「就職サポート」などでWEB検索をして帰国キャリアドットコムを見つけ、すぐにこれだと思った。

利用される前までは就職活動に関してどう思われていましたか?

コロナで求人が減っている中で自分にどんな仕事が出来るのか、どんな仕事が向いているのかを把握していない状況に焦っていました。

実際に就職活動を始めてみていかがでしたか?

一人で求人を眺めていても実際に目につくのは条件の良いところばかりになってしまって、「何が出来るのか」や「どんな事がしたいのか」を考えられていませんでした。
書類準備も企業研究も納得の出来るレベルではないなかで就活をスタートしましたが、サポートしてもらってからは視野が広くなって、そこからまた考える事で関心の幅もどんどん広がっていきました。

就活中のコロナの影響やコロナ禍での就活で感じた事を教えて下さい。

求人数が少ない事もあって、人気のありそうな求人に書類が通らないと、それだけで落ち込んでいました。
一方で、web面接を実施してくださる企業が増えた点では、金銭的にも感染リスク的にも助かりました。

就活中大変だったこと、悩んだことはなんですか?またどうやって乗り越えましたか?

自分の関心が表面的な事ばかりになってしまって、本当はどんな事がしたいのかが定まらず悩みました。
悩んで会社を受けていない期間は当然落ちる事もないけど、内定を手に入れる事もなく、ただ就活期間が伸びていました。
焦る気持ちもあったのですが、実際に自分のやってみたい事じゃないと志望動機を作ることすら厳しいとも思っていました。
そこで、初心に立ち返り、凄くシンプルにどんな事がしたいのかを考えて、それが出来る事として考えた時に受けてみたい会社が増えていったように感じます。

ご自身の就活を振り返ってみていかがですか?

年齢的な事や自分の経歴の問題もあったけど、結果として興味の持てる会社から内定をもらう事が出来たので、辛い就活の期間で気付けた事を思い出しつつ、今後の生活を楽しんでいければと思っています。

第一志望に受かった感想や対策、これからの留学生へのアドバイスを教えて下さい。

まず、内定が出た瞬間凄く嬉しくて久しぶりに顔が熱くなりました笑
帰国キャリアドットコムのサポートで、苦手な面接対策にしっかり取り組んでもらえた事で、自信を持って面接に取り組めたと思います。
帰国後の就活が不安な留学生は、現地にいる間から、自分の準備しなきゃいけない事(興味のある業界を調べたり、現地で何か繋がる事があるかとか、志望動機について考えたり人それぞれ)を考えておくことをお勧めします。

今後の目標を教えて下さい

今後の目標は、まず久しぶりの日本での正社員なので生活に慣れる事です!笑

その上で今の取り組んでいる業務の精度を上げて仕事を楽しみつつ、美味しいものを見つけたり自分の生活を楽しく感じるようにしたいのが今の夢です。

日本でも海外でも楽しむ事が出来る人が最強だと思うので、それが当面の夢になりそうです。

これから就職活動・転職活動をする人に一言!

情報収集などでネガティブになる事が多く書かれていると思いますが、自分までネガティブになってもいい事は何も無いので、元気よく面接など頑張ってください。
僕みたいな人でも必要としてくれる企業があったので、きっと大丈夫です。
とりあえず帰国後焦らないように、何事も早めに取り組んでいれば憂いなしです。

 

担当コンサルあとがき

Senichiroさんが連絡して来た当初、日本で就職したい(就職しなければならない)けど、ただ就職したいという事だけでほぼ何も決まらずフワフワした状態でした。
そこから時間をかけ、方向性を定めてからは、希望する企業に向けて一社一社丁寧かつ一所懸命に取り組まれました。

何度も面談を行う中で、Senichiroさんにはパッと見のご経歴だけでは伝わらない魅力がたくさんありました。その魅力がきちんと企業にも伝わるよう、何度も練習や模擬面接を行い、修正・ブラッシュアップを重ね、対策を行いました。
ときには厳しいアドバイスも素直に受け入れ、実行に移せた事が就活成功の秘訣かと思います。

彼のインタビューにもあったように「日本でも海外でも人生を楽しむ人が最強」は私も同感です。
これからも人生を楽しんでください!

就職活動お疲れさまでした!

 

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