ワーホリ後に大幅キャリアチェンジ【Maiさん26歳】

利用者インタビュー

Maiさん(26歳)
帰国後は前職からキャリアチェンジをしたいと思い、ワーホリ開始後すぐにご相談を下さったMaiさん。
方向性が定まるまで悩みながらも、前向きに取り組んだ結果、自身が目標としていた英語を活かせる分野での就職を掴むことができました。そんなMaiさんのワーホリ生活と就職活動についてお伺いしました。

Maiさんについて

留学に行く前はどんなことをされていましたか?

大学で映像を学んでいたため映像系の会社に就職しました。
退職後は、海外で生活をすることが子供の頃からの夢でしたので、ワーキングホリデーの資金集めとしてアルバイトを二つ掛け持ちました。

カナダにワーキングホリデーを決めたきっかけはなんですか?

最初はオーストラリアを希望しましたが、日本人が多いイメージがあったのと、オーストラリアの訛りが強いと聞いていたためカナダに変更しました。またトロントにした理由は、これもまた日本人が少ないエリアとして決めました。

仕事を辞めて留学に行くことについて葛藤はありましたか?

全く葛藤がなかったとは言えないです。大学の同期は社会人3年目でしたので、彼らと比べると私は何をしているのだろう…と。実際両親にも最初はそのような面で反対されました。しかし英語環境で生活することが夢だったので、反対を押し切りました。

トロントでのワーホリ生活はいかがでしたか?またどんな経験をされましたか?

まず4ヶ月間語学学校に通いました。久しぶりの学生生活はとても大変でした。
幼少の時から約10年間英会話を習っていたので発音と聴解力には自信がありましたが、自分の意見を論理的に発言することがスピーキングの授業で求められていたので沢山悔しい思いをしました。私が通っていた語学学校でカフェクラスという授業があったので、そちらを受講していました。基本的なラテ・カプチーノの作り方はもちろん、英語での接客用語も学びました。
そのおかけで、トロントに来て2ヶ月目からローカルのカフェでアルバイトを始められました。外国人スタッフの他に日本人のスタッフもいましたが、皆意識が高かったため普段から英語で会話していました。新人のインド人の女の子を教育した時は、英語でのコミュニケーションの難しさを痛感しましたが、彼女とは今でも連絡を取り合う大親友です。
プライベートでは友達やバイト仲間、またカフェの常連さんとも仲良くなり、一緒にご飯に行くことが最高に楽しかったです。トロントでの生活で一番の財産になったのは、大好きな仲間が沢山できたことだと思います。

トロントでの生活で挑戦したことはなんですか?

恥ずかしながらずっと実家暮らしでしたので、一人暮らしをするが初めてでした。部屋の掃除・洗濯・料理・買い物など、家計のことを常に考えていました。思えば私は親に頼りっぱなしだったなと思います。ある意味挑戦でした。あとは、最終的に同じチェーンのカフェを2店舗掛け持ちして働いていましたし、結構節約していました(笑)

海外での生活を終えてご自身の中で変わったことはありますか?

日本にいた時は、外国人の方と話すときにとても緊張していましたが、今は英語を話すことがとても楽しくて、むしろ話したいと思えるようになりました。たとえ文法の使い方が間違っていても恐怖感はなく、コミュニケーション能力が上がったと思います。

就活について

帰国キャリアドットコムを利用しようと思ったきっかけはなんですか?

やはり日本に帰国をした際の就職を考えたときに、中途採用を前提とした就職活動に不安を感じたので利用しようと思いました。

利用する前まで就活についてどう感じておられましたか?

まず中途採用という立場と、日本に1年いなかったというブランクが不安要素の一つでした。また当時の私は、帰国後に何をしたいかという目的がなかったため、将来のビジョンが見えていませんでした。

実際に就職活動をはじめてみていかがでしたか?

自分自身を見つめ直すことから始めました。最初は漠然と興味があるものやジャンルを挙げて、現状の自分を生かせる職種は何か模索しました。次第にその職種が見えて来て、さらに就職活動に向けての意欲がついたと思います。

就活中、工夫されていたことはありますか?

面接対策は、帰国キャリアドットコムの担当者の方に毎回カウンセリングをお願いしていました。自分の意思を文章にするのは簡単ですが、言葉で伝えることは容易ではありません。そのカウンセリングでは、面接の練習ではなく、なぜこの職種に興味を持ったか、なぜこの会社なのかなどお話ししながら本番に向けて固めていきました。個人的に、ボイスメモで自分の声を録音しながら面接の練習をしました。

就活中大変だったこと、悩んだことはなんですか?またどうやって乗り越えましたか?

方向性を決めるまでが大変でした。
自分でも明確に決まるまで時間がかかったと思います。ただ、 “英語を使える仕事をしたい” というのが私にとって軸にあったので、そこから興味がある分野に繋げて進路を見出しました。

留学生活で就職活動に役立ったと思えることはありましたか?

やはり英語環境に身を置いた一年間だったので、自分の英語力とコミュニケーション能力は強みになりました。

ご自身の就活を振り返ってみていかがですか?

当初は不安がありましたが、自分の将来のことを真剣に考えました。
正直、企業に再就職することが少し怖かった部分があったのですが、帰国キャリアドットコムの担当者の方も親密になってアドバイスをしてくださり、二人三脚となって助けてくださいました。おかげさまで内定をいただくことができましたので、経験を生かしつつ自分に自信を持って仕事に励もうと思っています。

今後の目標や夢はありますか?

就職するということは、新しいことにチャレンジすることだと思います。
接客業ですので、プロとしてお客様への接客を一から勉強していきたいです。来年はオリンピックの年で海外のお客様が多くいらっしゃるので、英語はもちろん中国語や他の言語も挑戦したいです。そして将来的には海外で活躍できるようになることが目標です!

これから就職活動をされる方に一言!

上記にも書かせていただきましたが、私が帰国キャリアドットコムの担当者さんと初めてカウンセリングしていただいた当初、進路が定まっておらず方向性が定まっていませんでした。
やってみたいことはあるけど、いざ企業に就職することを考えた時、また失敗したくないという気持ちが私にはあったからです。だからこそこの就職活動期間に、将来の “なりたい自分” の姿を沢山考えていました。
きっとあなたにも見えるはずです!あとは、自分が今までやってきたことに自信を持ち、過去と向き合うこと。企業に自分を売り込むようにアピールすることが大切だと思います。私たちは海外へ勇気を出して飛びこんだのです。
自信を持って就職活動なさってください!

担当コンサルあとがき

Maiさんと初めて面談をしたのは、まだワーホリにきて間もない時期でした。
社会人としてのファーストキャリアの環境がかなり過酷だったこともあり、キャリアチェンジをしたいと思っているものの、新しいことに挑戦する怖さもあったようでした。
そこで、前職の経験だけではなくアルバイトや学生時代の経験も含め、どんなことにやりがいを感じて取り組んでこられたか、また人に褒められる(評価をされる)のはどんなときだったかを、一緒に掘り下げていきました。
方向性が決まってからは、不安もありつつもどんどんと本来のMaiさんの明るさが出せるようになり、面接を受ける企業に対して楽しそうにお話される姿に、私も嬉しくなりました。
好きこそものの上手なれ。
きっとここで頑張っていきたいという気持ちがしっかりと伝わり内定が決まったのだと思います。
Maiさん、新しいキャリア楽しんでくださいね!これからも応援しております!!
ありがとうございました。

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