【利用者の声】翻訳通訳の勉強を活かして語学教育ベンチャーへMariaさん23歳

利用者インタビュー


Mariaさん
(23歳)

オーストラリアの大学在学中からご相談頂いていたMariaさん。
オーストラリアでは翻訳、通訳のプロフェッショナルになる為に勉学に励んでおられました。
帰国後のキャリアとしてどのような道があるのか、卒業前からご相談いただき、半年に渡り一緒に新たなキャリアへの挑戦をしてきました。
Mariaさん自身の武器を最大限に発揮できるステージを掴むまでの道のりをお伺いしました。

Nakataさんについて

オーストラリアに留学した理由はなんですか?

以前1か月ほどシドニーで語学留学をしておりその土地を知っている安心感、日本との時差の少なさ(1-2時間)、教育水準の高さ、の3点からオーストラリアを選びました。
特に重視したのは”教育水準の高さ”ですね。大学選びを一からするにあたり様々な大学を比較・検討したのですが日英の通訳翻訳を学べる大学はシドニーだけでも複数ありました。
私はその中でもNAATIと呼ばれる国家認定資格が取得できる西シドニー大学に入学を決めることになりました。あと良い点としては多くの方が持たれているであろうオーストラリアのイメージ通り、暖かい!そしてビーチが綺麗!です。
私は暑すぎるのは苦手なのですが(笑)レジャーや自然好きの方にはもってこいの場所ではないかと思います。

オーストラリアでの生活はいかがでしたか?

はじめの半年で語学学校に、その後3年間大学に通いました。
大学に入ってからは基本的に勉強勉強の日々でしたね。日本の大学と違うのは毎週ミニテストやオンラインクイズがあり、授業の予習として読む量も半端じゃないというところです。
初期の頃は“私このまま大学生活生き残れるのだろうか”って不安になりましたが、意外と慣れるもんですね。大学の授業は日によって午前からの時と夕方くらいからの授業の時と時間帯はばらばらでしたが、授業が終わってその足で図書館の個室を借りて勉強というルーティーンで日々が回っていました。
一週間のスケジュールでいうと週4で大学、週末にバイトという感じでした。バイトは3年と少しの間でいくつか挑戦しましたが、一番長くやっていたのは抹茶専門のカフェです。日本好きのお客さんも多くカジュアルな会話や接客が楽しく、充実したバイト生活も送れました。
休日は一人でカフェに行って勉強し、あとたま~にですがパブやクラブも行きましたよ^^ バイト先や語学学校時代の友人と行くことが多かったですかね。シドニーは夜も賑やかなのでナイトライフも楽しいです!

就職活動について

帰国キャリアドットコムを利用しようと思ったきっかけはなんですか?

日本に本帰国する決心が固まり、さあこれからどうやって就職しようってなったときに全く何から始めたら良いのか分かりませんでした。日本の大学と違い、就活のためのガイダンスやワークショプなんてなかったですし、そもそもオーストラリアには新卒という概念が無いので就職に関する情報は皆無でした。
で、取りあえず “日本帰国 就活” と検索かけてみたら、いくつか就職のエージェントが見つかりました。
実のところ当初は何人か別のエージェントに問い合わせしたり、連絡を取ったりしていたのですが、帰国キャリアドットコムさんにお任せしようと決めたのは面談をしていただいて圧倒的に話しやすかったからです!ここなら何でも相談出来そう、と直感的に思いました。

利用する前まで帰国後の就活についてどう感じておられましたか?

当時は全く具体的な計画を立てていなかったので、とりあえず日本に帰国して(12月)、4月までぼーっとしてそこから合同説明会だとかキャリアハブにいくのか?そこで興味のある会社を見つけるのか?と漠然としかイメージを持てていませんでした。
しかも帰ってから何ヶ月も時間が無駄になるし、どうしようと。そもそも日本の就活生のように所属先も大学のサポートもないのに就活できるのか、と不安はありました。

利用してから就活のイメージは変わりましたか?

完全に変わりましたね。日本の大学からの就活でない、私のようなイレギュラーの就活はむしろ帰国キャリアドットコムさんのようなサービスの力を借りて就活するのが一番近道で賢いと断言出来ます。
事実、今回ご縁があって働くことになった会社の同期のほとんどはどこかしらの就活のサポートを得て集まった仲間達です。
帰国する前からオンラインで面談を受けられることも、思い立ったらすぐ相談し就職に対するイメージや希望を具体化できるという点でとても良い機会でした。

留学中、就職活動のために意識していたことはありますか?

正直、ありません。留学の終盤に差し掛かるまでこのような形での就活になるとは予想していなかったので。でも意識していたら良かったなと思うことはいくつかあります。1つはなにか物事に対して行動を起こし意思決定をするとき、その裏付けとなる確固たる理由を自分の中で明確にすることです。文章にするとながったらしくなりますが、要は”何事もなんとなくで決めない”ということです。なぜなら就活では自分の半生を振り返り、それを強みとして文章に起こし面接で伝える必要があるからです。すべて”なんとなく”で人生を送っていると面接で自信を持って答えられないんです。そしてもうひとつは経験を積むことです。実例を挙げると、私は実務経験が無いがために面接にこぎつけられないということが何回かありました。大学の勉強を言い訳にせずにもう少し貪欲に、comfort zoneを抜け出して(ココで言うcomfort zoneはカフェでふんわり楽しくバイト です 笑)自分の経験値を上げておいたら多少就活がしやすくなったのでは、と思います。

留学経験の中から就職活動に活かせたものはなんですか?

海外への大学進学を決めたその決断力を褒めていただくことが有り難いことに多いです。
コレに関しては留学に一歩踏み込めた人であれば誰しも持っているものではないでしょうか。
留学と口では簡単に言ってもやはり現地で辛い思いをすることは少なくないですし、それでもめけずに貫いた精神力も就活に活きてきました。
就活のみならずこれから社会生活を送る中で重要なものでもありますけどね。
あとは具体的なところで言うと、医療通訳の授業で重ねたロールプレイング形式のトレーニングや個人でやっていたレストランのメニュー翻訳は実務の少ない私にとって専門性を売り出したいという観点でかなり役に立ちました。

就活中大変だったこと、悩んだことはありますか?またどうやって乗り越えましたか?

一番悩んだのは“もしあなたから英語を取ったら何が残りますか”と担当のキャリアコンサルタントさんに問いかけられたときです。
英語が好きで今までずっと頑張ってきたという自信に頼っているところが正直あったので、どうしてもそこに固執してしまっている自分がいて。。。。英語を取り上げられてしまったら今まで働いた経験もない私には何にも残らないのじゃないか、と思いました。
で、本当に分からなかったのでバイト先の人に聞いてまわったりもしましたね笑
結果そこから見えてくるものが人間性でしたし、内定を頂いた企業での面接で一番見られていたのも人間性だったのじゃないかって思っています。

就活中に工夫していたことはなんですか?

1点目は、多少繰り返しになってしまいますが、就活が始まってから”自分がどういう人間なのか”を常に考えるように気を付けるようになったことです。
日常でなにか気づいたことがあればすぐにスマホにメモって、履歴書や面接で答える時の引き出しを増やそうと工夫しました。2点目はコンサルさんとやり取りをする中で書類等の提出があったとき、”相手の期待を半歩でも超えるものを”と考えていたことです。
この期待って“思っていたよりも早く提出してきた”でも“思ったより良く出来てる”でもなんでもよかったのですが、とにかく相手の期待に応える、可能ならその期待をほんの少しでも超えることを意識しました。そういう小さな頑張りがいつか結果や評価として自分に返ってくる日が来るのじゃないかと信じてやっていました。

内定をもらった企業に入ろうと思った決め手はなんですか?

もともと入るならここしかない!というかどうしてもここに入りたい!と強い意志と希望を持って面接に臨んだ企業でした。担当者さんにも”私がんばるのでどうかサポートお願いします”というふうに伝えて、書類から面接直前の情報共有まであらゆる形でのお力添えをいただきました。おかげで最終面接のその場で内定を頂き、私にとっては本当に素敵な就活体験でした。
ちなみに私が就職することになった企業は急成長中のベンチャー企業で、自分の英語学習体験を価値として還元できる場所。規模が小さく勢いのある会社であることと、自分の強みである英語を活かせるということ、どちらも就活を始めた当初から会社選びの基準として定めていた軸にしっかりと当てはまる会社です。

ご自身の就活を振り返ってみていかがですか

あとがきでも触れられているのですが、まさかサポートしていただいた期間が300日にも及んでいたとは驚きました。
初期の頃はまず自分という人間を深く見つめ直し、どんなところを“私にしかない強み”として面接で押し出せるかを考える日々でした。
その後いくつかの企業をご紹介頂き、書類等の作成に移ったのですが殆どが書類審査で終わってしまっていました。実はそのときもそんなに焦りがあったかというとそうでもなくて。。笑
少し担当のコンサルタントさんに頼り過ぎだったと今になって反省しています。
こんなふうに希望通りの企業に入れたから言えることかもしれませんが ”あのとき書類審査で落ちたのは今の会社に入るためだったからだ”とすら思っています。

これから就職活動をされる方に一言!

とにかくこだわって職選びをされることを強くお勧めします!
私なんてけっこう時間がかかったほうかもしれませんが、その分こだわったので当初イメージしていた通りの会社&働き方で楽しく毎日を送れています。みなさん楽しんで就活をなさってください^^

 

担当コンサルあとがき

Mariaさんは最初にお話させて頂いた時、とても悩まれている印象でした。
と、いうのも数年間「翻訳・通訳」を専門に学んでおり、「翻通訳家」になる為にはどう就職活動すればいいのかと考え込んでしまったり、日本にいる学生と比較をすると、学校を卒業する時期(12月でした)が異なってしまったり、海外からどのように就職活動すれば良いかわからなかったからです。
サポートさせてもらった期間、、、約300日。
ほぼ1年間ですね!振り返ってみて私自身もびっくりしています。笑
要所要所ではあるものの、その期間たくさんお話させてもらいました!
当初は、ローカライズという翻訳のお仕事に焦点を当ててサポートをさせて貰っておりましたが、実務経験を持っていなかったので、幅がとても狭まってしまっておりました。
状況を打開すべく面談を繰り返し行う中で英語の軸はぶれる事なく
「今学んでいる専門の英語を活かす」「私自身を活かす」事ができる仕事に幅を広げました。
次第に、「これまで学んできた英語の勉強方法を人々に還元したい」と考え、可能性の幅を広げる事となり英語コンサルタントの仕事に応募されました。
もともと志望していた分野ではなかったのですが、「社内カルチャー」「仕事内容」「理念」「業界」「できる事」等、会社に共感する事が非常に多くあり、何より「これまで取り組んできた事を最大限に活かせる企業」である事から、気がつけば強い意志を持ってそこで働きたいと宣言されるようになりました。
それからは一緒にその企業についてNakataさんの活かせるところや会社働いているイメージを膨らませて最終面接へ。
見事その場で内定を獲得され、内定承諾に!
最終面接前に話をしたのですが、その時に印象的だったのが、、、
「英語好きだとおもいますが、何か趣味はありますか?」という質問に対して、「単語集めです」と即答されたこと。笑
とにかく英語が好きすぎて世界中の人が話す英語で発音しづらい単語を集めてしまうそうです。
(△△△人の苦手な単語は何か、○○○人の苦手な単語は何か単語を集めるという事)
その回答を聞いた時、Mariaさんはこの企業以外ないなと思いました。
最後までご自身の専門、好きである「英語」を突き通し、御自身の活躍できるステージを見つける事ができたMariaさんの活躍を祈っています!
Mariaさんありがとうございました。

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