Ayakaさん(28歳)
高校卒業後に単身でバンクーバー留学をされたAyakaさん。
実は高校時代は英語が苦手だったという。苦手を克服し、留学中も様々な経験を積まれました。
そんなそんなAyakaさんが、グローバル企業への内定を掴んだ道のりをお伺いしました。
Ayakaさんについて
プロフィール
高校卒業後単身でバンクーバーへ留学。
現地のカレッジでコンピューターサイエンスを学び、卒業後は留学エージェントやグローサリーストアなどで合わせて3年間ほど勤務されました。
高校卒業後に留学に行こうと決めた理由はありますか?
自身の進路を考えていた際に、かつて2週間ほどバンクーバに滞在し、その時に見学で訪れた学校の存在を思い出しました。
そこで学んでいる人たちが生き生きとして輝いて見えたなぁと。
そして、当時英語が非常に苦手だったのですが、好きになりたいという思いも抱いていました。
もしも、自分の生活環境を全て英語に置き換えたら、好きになれるのでは?と思い至り、カナダに決めました。
周りにこの話をすると「変わっているね!」と言われます。
留学中はどんなことをして過ごされましたか?
夏は、友達とよくハイキングに行っていました。
ハイキングというイメージから、最初は軽いウォーキングかなと思っていたのですが、その実態は軽い登山でした…。
こんなの私の知っているハイキングじゃないー!と文句を言いつつも、きれいな景色を見たり、頂上で美味しいご飯を食べたりとしっかり楽しんでいました。
それと、人生で初めて小さい子と多く関わりました。
ホームステイ先の子が当時まだ2歳で、私からしたら、未知な生き物でした。お互いの体力が尽きるまで遊んだり、些細なことで泣かしてしまったり、喧嘩したり、無限に続く「もう一回!」に怯えたりと良い経験が出来ました。
なんなら、当時は勉強そっちのけで彼女と遊んでいたことまであります。
留学中の困難や苦労はありましたか?
使う言語が英語になるというのは、やはり大変でした。
伝えたいことはあるのに、言葉を知らないから伝えられないという経験を数多くして、落ち込んだりもしました。
ですが、周りの人たちが根気強く話を聞いてくれたり、「完璧な文で喋ろうとしなくても良い。間違っていても死なないから!」「言葉はパッションさえあればなんとかなる!」という友人の言葉や対応に支えられました。
拙い言葉でも、話そう!という意思があれば、なんとかなるんだなぁと学びました。
カレッジではコンピューターサイエンスを専攻されたそうですが、その理由はなんですか?
昔から、コンピューターなどのテクノロジーに触れる機会が多く、どうやって動いているのか、プログラミングにも興味があったので、そういったことを学んでみたいと思っていました。
留学中就職活動についての不安はありましたか?
帰国してからのことを考えると、日本に帰る前に就職先を決めておきたいという気持ちがありつつも、右も左もわからない状態でできるかな?と不安に思っていました。
就活について
帰国キャリアドットコムを利用したきっかけはなんですか?
日本での就活事情などが全く分からず、どうしようかなと思いつつ、ネットで「日本人 留学生 就活」みたいな単語で検索して出てきたのが、帰国キャリアドットコムさんでした。
いろんな方のインタビュー記事を読むうちに、ここなら就活初心者の私でも受け入れてもらえるのは?と思い、利用しようと決めました。
利用するまで就活に対してどんなイメージを持たれていましたか?
多分私の経歴はちょっと特殊なのだろうなと思っていたので、就活大丈夫かなぁ?と思っていました。
就活の事は調べてはいたのですが、難しそうという漠然とした恐怖を抱いていました。
今回内定した会社に決めた理由はなんですか?
決めた一番大きい理由は、面白そう!と思ったからです。私は、新しいことに挑戦するのが、割と好きな人間で、今まで学んできたことを活かしつつも、なにか違う仕事をしたいと思っていました。
なので、全く別のことだけど、学んできたことを活かせそうな、このお仕事に決めさせていただきました。
カレッジの時点でのキャリアの考え方と帰国前のキャリアの考え方を教えて下さい。
カレッジ在学当初は、エンジニア系に進んでのんびりキャリアを積んでいつかフリーランスになれればなぁと考えていました。
現在は、自分が大事にしたいことは何なのか、それを大切にするためには何をしたら良いのか、5年後10年後どうなっていたいかなど具体的なものを考えるようになってきました。
2社内定をいただいた時には驚いたと同様に、IT系の会社は就職活動をする中で1番社風などが素敵で入社したいなと思っていた企業だったので、内定をいただくことができとても嬉しかったです。
就職活動中の苦労したことはありますか?
今まで、志望動機といったものを書いたことがなかったので、書いてくださいと言われたときはどうしようかと思いました。
正解がないものだとは分かっていましたが、書く度に、これで合っているのかな?と頭を抱えていました。
志望動機を書く時もそうでしたが、面接の対策をしている時も、日本語をうまくまとめることが出来ず、長くくどい文になりがちで、日本語難しいなと
実感しました。
書類選考や面接の結果を聞く度に、これが日本の就活生が通る道かと考えるとワクワクしてしまったのはここだけの話です。
ご自身の就職活動を振り返っていかがですか?
なんとかなってよかったとホッとする気持ちでいっぱいです。
業種職種にこだわりはないけど、人と多く関わる仕事をしたいというアバウトな考えしか持っていなかったので、担当者さんには随分と迷惑をかけたなと思います。
見捨てず、根気強く付き合っていただけて、とても感謝しています。
これから留学される方にアドバイスはありますか?
どうしても言葉や人とのコミュニケーションに苦労することはあるかと思います。
間違っても怒られないし、死なないです。
なので、難しいとは思いますが、間違えを恐れないでください。
話せば話すほど成長しますし、コミュニケーションの取り方も分かってきます!
今後の目標を教えて下さい。
海外展開をしている会社なので、将来的には海外事業に携われたらなと思っています!
ですが、まずは右も左も分からない状態でお仕事を始めるので、コツコツ知識などを増やしていきたいです。
これから就職活動・転職活動をする人に一言!
就活初心者の私でもどうにかなりました!根気強くコツコツと、そして無理なく頑張ってください!
担当コンサルあとがき
今回のAyakaさんの就活は面接対策にとても時間をかけました。志望動機に関してはAyakaさんがとても真面目なのでしっかり企業のHPや社長・社員インタビューを熟読しており、ビジネスモデルの理解度や志望動機に対する心配はありませんでした。
ただ、実際の面接では自身の多い情報量を的確にまた簡潔に伝えることに苦労したかと思います。
就職後はAyakaさんの素直さと努力出来る実行力、また経営陣も期待してますし、海外事業が伸びている企業ですのでまずますのご活躍期待しており
ます!