ワーホリ×エンジニア:海外で働くチャンスと帰国後のキャリア戦略

キャリアコラム

ずっと行きたかったワーホリ、そろそろ行こうかなって思って。

 

そしたらやりがいあるって言ってたエンジニアの仕事は?

そうなんだよね、でもワーホリ→帰国→再就職って考えたら早い方が良いのかな?なんて。

なるほど、ワーホリでエンジニアの仕事ってないのかな?

ワーホリでエンジニアの仕事ってあるの?

ワーホリというとファーストフードや工場で働きながらのイメージが強いかもしれません。

でも実は…エンジニアの仕事も意外とあります!

今エンジニアとして働いている方や、これから目指す方にとっても、「いまの仕事にブランクを作らないでワーホリにも行ける!」「キャリアの足掛かりになるかも?」といったチャンスがあるのは嬉しいですね。

 

実際にこんな声もあります!

オーストラリアやニュージーランドではエンジニア人材が不足しているため、仕事のチャンスが多い。
カナダはエンジニア求人が旺盛で、インフラ投資も大きい。
ドイツは製薬業界と自動車産業の急成長中で関連の仕事を探している人は狙い目。

※ただし、時期によって状況は変わるので最新情報の確認が必要です。

でも、エンジニアとして働くチャンスはあるけれど戦略が大事です。

準備なしで行くと、せっかく海外に行ってもチャンスを逃してしまうかもしれません。では、どうやって準備を進めればいいのか見ていきましょう。

 

働き方の実態とポイント

まずは情報収集が大事です。国選び、現地での働き方、帰国後のキャリアへの活かし方まで、計画的に動くことで初めてチャンスをものにできます。

資格が必要な国も

例えばカナダでは、エンジニアとして働くにはカナダのエンジニアリング協会が発行するライセンスが必要です。そういったそれぞれの国の勤務条件に付いても事前に調べておくと、理想の仕事、理想のワーホリに近づきます。

 

求人も情報収集がカギ

「どのくらいの求人があるか?」「ジュニア層にどれだけチャンスがあるか」は国や時期によるため、求人サイトでの現地の募集状況を定期的にチェックするのがおすすめです。

 

英語力はどのくらい必要?

TOEIC 750程度の中級英語力があれば、企業でのコミュニケーションにも対応可能。面接などでも有利です。ただし、そこまで英語力がなくとも十分可能性はあるので、実際に企業に質問したりミートアップで現地のエンジニアや企業担当者に質問してみるのもありです。

 

どうやって仕事を探す?具体的なアクション例

ではどうやって仕事を探すのか?具体的な動きを知って準備しておくと安心にもつながります。

リクルーター

現地のリクルーターを利用するのも手で、非公開求人の紹介や面接調整のサポート、現地情報の取得ができるメリットもあります。英語力やITスキル、学習中の内容や挑戦意欲を具体的にアピールすると有利です。事前に履歴書を送ったり質問したりして、応募条件や必要な英語力を確認できるのも嬉しいですね。

 

LinkedInなどのビジネス特化型SNS

日本ではあまりなじみがないですが、海外では定番のツールで以下が特徴です。

・プロフィール作成:職歴、学歴、スキル、資格などを登録
・ネットワーキング:企業担当者やリクルーターと直接つながれる
・求人検索・応募:海外企業の求人を探し、直接応募可能
・スキル証明:他のユーザーから推薦(Recommendation)をもらえる

まずは英語でのプロフィール整備が成功のカギです。リクルーターとの接点作りをここから始めるのも◎

 

現地のIT専門求人サイト

日本でも仕事を探している時は国内の求人サイトをチェックすることが多いですよね。海外でも現地の求人を探すのは有効で、以下のようなメリットもあります。

・自分に合った求人を見つけやすい:一般の求人サイトよりも専門性が高く、インターンや未経験者歓迎案件も多い
・最新情報が手に入る:更新頻度が高く、現地の採用状況をタイムリーにチェックできる

 

テック系ミートアップへの参加

ミートアップは「勉強会+交流会」みたいなイベントで、エンジニアや企業と気軽につながれる場です。

・勉強会・発表会:エンジニアや企業が最新技術やプロジェクト事例を紹介
・ネットワーキング:参加者同士や企業担当者とカジュアルに交流
・少人数~大規模:数十人規模の勉強会から、数百人規模のイベントまでさまざま
・インターンや仕事情報も得られる:直接話すことで、公式求人に出ていないチャンスを得られることも

 

専門学校やTAFE(職業訓練校)経由での就職ルート

未経験やジュニアエンジニアの場合、専門学校なども検討してみてもいいでしょう。収入と直結はしませんが、帰国後の履歴書にも説得力のあるキャリアとして書くことができます。海外の例としては、

・オーストラリア
TAFE(職業訓練校)や専門学校でITスキルと英語力を同時に習得でき、インターン経由で現地企業に採用されることも多いです。

・カナダ
ワーホリとは併用できないものの、学生ビザで有給インターンへ参加できるCo-opプログラムという制度があり、ジュニア層でも挑戦可能です。

・ドイツ
Ausbildung(企業研修/学校研修)で職業訓練が充実、ドイツ語が必要なのでまずは語学を習得する必要があります。

各国とも国やコースによって語学や資格の要件が異なるため、事前の情報収集がポイントです。

 

帰国後のキャリアへのつなげ方

やっぱり今の仕事を辞めてワーホリに行った場合、気になるのが帰国後のキャリアです。
以下のようなポイントを押さえておくと、貴重なワーホリ経験をキャリアアップにつなげやすくなります。

①海外でITに触れた経験は履歴書や面接でアピールできるので、「こんなことを経験しました」と具体的に伝えると効果的です。

②英語力とエンジニアスキルを組み合わせると、就職活動でも大きな武器になります。

③海外経験者向けの求人サイトやエージェントを使えば、効率よく仕事を探せます。

 

「帰国キャリア.com」のように海外経験者向け求人を扱うサイトも活用可能
ワーキングホリデー後・留学後の専用求人を利用することで就職も有利になります。

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