皆さんは就職活動や転職活動で会社を選ぶとき何を基準に決めていますか?
興味のある業界か、給与や福利厚生は良いか、どんな人が働いているかなど、
会社を選ぶ基準は人によって様々ですよね。
面談をしていると、好きなことを仕事にしたいという人によく出会います。
その際は「好きな理由」をしっかり聞くようにしているのですが、今回は「好きなこと=天職なのか?」という
好きなこと=転職なのか?
以前、電車関係の会社に勤めている友人から面白い話を聞きました。
会社の採用活動のときに電車好きほどやめないか心配になる、と。
真意としては、電車好きであっても鉄道関係の仕事が好きになるとは限らず、やっぱり思っていたことと違ったという人が意外と多いからだそう。
もちろん、すごく熱心に仕事に取り組んでくれる人もいるので、一概には言えいないそうですが。
- 毎日電車を見ていたいほど好き。
- 毎日電車の音を聞いていたいほど好き。
- 全国電車で旅をするくらい好き。
だったとしても、実際の仕事はやっぱり自分の「好き」とは違う可能性があります。
これはどの業界に対しても言えることだと思います。
好きなことが仕事で続かない理由
好きなことを仕事にして早々に辞めてしまう人の多くの理由が
- 思っている仕事と違った
- 趣味であるほうが楽しかった
- やっていくうちに好きではなくなった
というものです。これはリサーチ不足以外の何物でもありません。
好きという気持ちが先行して、その仕事の実態を知ろうとしなかったことが原因です。
どんな業界であっても、どんなに有名な会社であってもその会社で自分は何をするかの方が大切なのです。
好きなことでミスマッチを防ぐには
「好きなこと」を仕事にする場合は、なぜ好きなのかという理由を掘り下げて、働いたあとのイメージ(その業界・企業でのキャリアプラン)が持てるまで考えてみましょう。
また、その業界で楽しく活躍していくためにも、自分の頑張れることのクセを知っておきましょう。
- 過去自分はどんなことに自分は夢中になってきたのか。
- どんな時は頑張れたのか。
趣味でも日々の生活でもちょっとしたことにクセが出ていたりします。
たとえば、
学生時代の同じ部活をしていたとしても
Aさんは日頃から努力しコツコツし続けて目標を達成しようとしていたり、
Bさんは大会直前に急にスイッチが入り練習を詰め込んだり、
Cさんは部活動はそこそこに学祭や体育会になった途端徹夜できるほどのパワーを発揮したり。
それぞれ頑張りにクセが出ますよね。
仕事であっても同じ会社で、大きな案件を1年以上かけて行う部署はAさんの方が向いているかもしれないですし、短期のプロジェクトの担当ならBさんがパワーを発揮し、社内外を巻き込んで大人数を動かすプロジェクトはCさんが輝くかもしれません。
楽しく仕事を続けるためにも、会社を選ぶ上では自分のクセを理解し、その会社で何をするかに注目をしてみてください。
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