異業種への転職を目指していた私が帰国後同業種を選んだわけ【Emiさん27歳】

利用者インタビュー


Emiさん
(27歳)

新卒から約4年間ホテルにて勤務されてたあと、学生時代からの目標であった留学へ。アイルランドでの留学生活では目標だった就業経験も積み、いざ始まった就職活動。はじめはやりたいことが見つからずもがいたEmiさんですが、結果的には同業種のより英語を生かせる環境へのキャリアップに成功!
そんなEmiさんの就職活動についてお伺いしました。

Emiさんについて

留学に行く前はどんなことをされていましたか?

新卒でシティホテルに入社し、退職するまでの約4年間、宿泊部門で働いていました。

アイルランドに留学を決めたきっかけはなんですか?

海外で働くという目標を達成したかったからです。
学生時代に就活をしているときから海外で働いてみたいと思ってはいたものの自信がなく諦めていました。ですが、新しいことに挑戦するのにはいいタイミングだと思ったのでチャレンジしようと決めました。

仕事を辞めて留学へ行くことについて葛藤はありましたか?

ありました。
留学したいと初めて思った時から半年くらい、本当に行ってやっていけるのか、帰国後ちゃんと仕事を見つけられるのか、不安しかありませんでした。
両親や上司にも反対されましたが、それでもどうしても自分の考えを変えることができず、「挑戦したいけど怖い」という思いは他の社会人留学を経験している方の誰よりも強かったのではないかと思います。ただ、何を言われても変えられないくらい意思が強いということは、やらなかったらと絶対後悔するな、と改めて留学を決意しました。

アイルランドでの生活はいかがでしたか?またどんな経験をされましたか?

学生時代にも留学していたし、仕事でも英語を使っていたのでなんとかなるだろうと思っていましたが、本当に「なんとかなった」だけで、とても悔しい思いをしました。
3ヵ月語学学校に通った後は、約半年間アルバイトをしていました。なるべく田舎のひっそりした場所でアイルランドらしい生活を送れること、嫌でも英語漬けになる環境であることを条件に仕事を探し、実際に3か所の地元のホテル、B&B、ホステルで働きました。働き出してから1か月くらい経ってからは、田舎の生活にも英語を使うことにも慣れ、毎日楽しく過ごしていました。

留学中に挑戦したことはなんですか?

現地でアルバイトをしたことです。働くことが目標だったので、初めてお給料をもらって、明細を見て、税金分が引かれてるのを確認したときは嬉しくて思わず写真を撮ってしまいました。
あとは、今まで実家暮らしだったので、語学学校に通いながら家探しや家事など、とても苦労しました。仕事を始めると同時に田舎に引っ越し、周りが大自然の田舎に暮らすというのも初めてだったので、生活もある意味挑戦だったと思います。

海外での生活を終えてご自身の中で変わったことはありますか?

積極的に行動できるようになったと思います。
仕事探しのライバルはアイルランドでの就労制限のないEU市民でした。また、EU市民に限らず外国人は日本人の何倍も積極的で自分をアピールするのもとても上手でした。彼ら以上に積極的に前に出ないとスタート地点にも立てないと感じ、何度失敗してもめげずに何度も何度もチャレンジしていきました。留学前は失敗を恐れて諦めることばかりでしたが、挑戦せずに諦めることは、失敗することよりもたちが悪いと考えられるようになり、何事にもとりあえず挑戦してみよう、積極的に動けるようになれたと思います。

就活について

帰国キャリアドットコムを利用しようと思ったきっかけはなんですか?

なんだかんだ言って、帰国後の就活がうまくいくのか不安が残っていたからです。
「ワーホリ 就職」と検索すると見つかるのは「就職失敗」というネガティブな結果が多かった中、ヒットしたエージェントでした。やりたいことが定まってなかった私にも親身に、そして熱心に対応してくださったので、利用しようと決めました。

利用する前まで就活についてどう感じておられましたか?

上記でも述べましたが、不安が大きかったです。新卒の就活よりも厳しいんだろうなと思っていました。また、自分が何をやりたいのか、何を活かせるのか、なにも答えられず、仕事は見つけたいけどやりたいことはない泥沼状態でした。

実際に就職活動をはじめてみていかがでしたか?

やはり、軸が定まっていない就職活動は難しかったですし、担当の方にもかなりご迷惑をかけたんじゃないかなと思います。
ただ、活動していく中で本当にやりたいことを見つけることができ、いろんな企業を教えてくださったことに感謝しています。

就活中、工夫されていたことはありますか?

面接直前まで企業のホームページを確認するようにしていました。
あと、これは面接対策の際に言われたことですが、社長インタビューを読んでその話を面接時に引用したり、話し方もハキハキ元気よくできるように意識していました。

就活中大変だったこと、悩んだことはなんですか?またどうやって乗り越えましたか?

行きたいと思える企業を見つけることです。
前職と同じ業種は嫌だと言いつつ、結局自分が魅力的に思う企業は同じ業界。
かなり悩みましたが、他の業界も含めていろんな企業を見て選んだので、遠回りも必要だったんだと思っています。

留学生活で就職活動に役立ったと思えることはありましたか?

コミュニケーション力はとても役立ったと思います。
英語で言いたいことを自由に言えないもどかしい気持ちを経験し、いざ母国語である日本語を使える環境にくると、思っていることをいとも簡単に伝えられるってなんて楽なんだ、、!といつも思っていました。

ご自身の就活を振り返ってみていかがですか?

悩んだことも多かったですが、改めて自分の将来のことを考え、アイルランドで1年間なにをしてきたのか明確にできたいい機会だったと思います。
同じ業界でもシティーホテルからラグジュアリーホテルに転職できたので、英語もより活かせる機会も増え、また前職と同じ業界だったからこそキャリアアップに成功したのだと思っています。

今後の目標や夢はありますか?

新しい言葉を勉強したいと思っています!
アイルランドでいろんな国籍の方と友達になって、英語以外の新しい言語に挑戦してみたいと思うようになりました。他にも、どんどんいろんな新しいことに挑戦していきたいと思っています

これから就職活動をされる方に一言!

就職活動は自分を見直すいい機会です。どうかぜひ楽しんで、と言っても不安を拭えないかもしれませんが、探していれば絶対にこれだ!と思える仕事に出会えると思います。入社してそこがゴールではないので、どんなに時間がかかっても焦らず、納得のいくように活動してほしいと思います。

担当コンサルあとがき

えみさんは留学中にお問い合わせいただき、最終的にはオンラインサポートのみで順調に内定を勝ち取られました。
志望していた大手から内定を貰い、すぐに内定承諾をされたため、帰国から入社までの期間が短く、理想的な就活スケジュールだったと思います。
イギリスでは仕事も英語の勉強も忙しい中、でこちらが依頼した就活の課題をしっかりと進めていただきました。就活の成功はEmiさんの努力の賜物です。
就活は英語を使うことにはこだわっていなかったですが、結果英語を使う仕事に決まりました。
彼女の様に「留学を活かしたい仕事」という気持ちよりも「どのような仕事に就きたいか」をしっかり考えて就活する事で結果的に自分のもつスキルを最大限活かせる仕事につけますよ。

タイトルとURLをコピーしました