【利用者の声】海外大学院の勉強を活かして転職成功 Saoriさん27歳

利用者インタビュー


Saoriさん
(27歳)

イギリスでの大学院留学を終えて、帰国してからお問い合わせをくださったSaoriさん。
よりグローバルな市場へ活躍の場を広げるため、大学院では心理学とマーケティング専攻し、日々勉強に励まれました。
前職での経験×大学院での学び×高い語学力を武器とし、外資系のマーケティングリサーチ会社への就職を掴んだSaoriさんのこれまでの道のりを伺いました。

Saoriさんについて

留学に行く前はどんなことをされていましたか?

新卒で入社したエンタメ系の流通会社で働いていました。長期休みがある度には海外旅行をし、いつも海外生活に憧れを頂いておりました。

イギリス留学を決めたきっかけはなんですか?

会社を3年間勤め、年齢も25歳になる頃だったので、なんとなく自分の中で節目を感じた時に今後の人生について考え始めたんです。
その時に揺るがなかったことがひとつ、英語環境に居たいということでした。
転職も考えましたがドメスティックな環境でお仕事をしてきたので「英語/海外」を軸に転職活動をするのが難しいと感じ、語学は元々得意でしたがビジネス英語を学んでいないので不安もありました。
そこで海外の大学院で修士号を取れば自分の選択肢も広がるのではないかと考え留学を決意しました。
イギリスを選んだ理由は元々イギリスが大好きだったことと、この国の修士課程はすべて1年間で終わるコースだったので予算的にもバッチリでした。

仕事を辞めて留学に行くことについて葛藤はありましたか?

もちろんありました。当時は留学を目標にしていたこともあって、終わった後のことは何も考えていなかったですし、私費留学だったので全財産をつぎ込んでもいいものなのかと悩みました(笑)。
他人の意見に惑わされてしまうタイプなので誰にも相談せずに1年前からもくもくと準備をし、行くことを決めた時に両親や当時の上司を驚かせてしまったことは今でも鮮明に覚えています(笑)。

イギリスでの留学生活はいかがでしたか?

大袈裟かもしれませんが、毎日夢の中で生きているような感覚というくらい楽しかったです。自然が豊かで人々ものんびりしていて、とても良い環境で学業に励むことができました。
大学院ではビジネス学科の修士課程に入学し、消費者心理学がどのように企業のマーケティング活動に活きていくのかということをテーマに、心理学とマーケティングストラテジーを勉強しました。
中間・期末の課題や修士論文に追われて大変でしたが終わってみるとあっという間で、自分の自信に繋がりました。

イギリスの生活で挑戦したことはなんですか?

とにかくたくさん友達を作ろうと積極的に交流会などに参加しました。私のいた大学には本当に様々な国籍の人が在学しており、彼らの留学意図は本当に十人十色の回答があり刺激になりました。履修コースをまたいでたくさんの友達を作ることができました。
また一度現地で働いてみたく、アルバイトをしました。大学の事務所に雇ってもらい海外からくる学生のキャンパスツアーを定期的に行いました。映画のバックグラウンドエキストラを1回したこともあり、映画製作の舞台裏を間近でみることができとても興奮しました。

イギリスでの生活を終えてご自身の中で変わったことはありますか?

周りの目や意見を気にしてしまいがちな性格だったのですが、自分は自分と思うことができるようになった気がします。就職活動でもこの志が活き、新卒の頃は大手に行かないと、といった「他人が納得・他人に評価されることをしないといけない」と思う部分があったんですが、そういうのをなしに自分が良いと思ったところを探すことができました。

就活について

帰国キャリアドットコムを利用しようと思ったきっかけはなんですか?

帰国後は企業へ直接だったり、大手エージェントを通したりをして就職活動をしていたのですが一周回ってなにがしたいのか分からなくなったことがあり、留学・海外滞在経験者はどのようなキャリアを進んでいるのかなあと検索をしていたところ、キャリアドットコムさんを見つけました。境遇が同じ方をたくさんサポートしているので安心して相談ができるかなと思い利用を決めました。

利用する前まで就活についてどう感じておられましたか?

私の場合、転職活動になるのでいかに自分の経験・スキルを売ることができるのかというのがカギとなっていたので、書類作成に苦戦していました。
また新卒採用のようにみんなでよーいドンできる環境ではないので、会社選びには不安を感じていました。

実際に就職活動をはじめてみていかがでしたか?

新卒採用時ではまったく声もかからなかった外資系の企業様との選考が多かったことがと印象的で、うれしくもありました。

就活中、工夫されていたことはありますか?

前職では説明をするのが難しい業務を行っていたので、具体的な説明やそのスキルを他社でどう活かせるのかというのが伝わるよう表現に気を付けました

就活中大変だったこと、悩んだことはなんですか?またどうやって乗り越えましたか?

留学を経て完全燃焼状態だったことも正直あり、やりたいことに具体性を持ってないことに非常に悩みましたが、マーケティング・英語環境という軸だけはぶらさずに企業探しをしていきました。

留学生活で就職活動に役立ったと思えることはありましたか?

今回海外の大学院卒という資格を持っていることによって英語力のスキルを持っていることが、履歴書だけでスムーズに伝わりとてもよかったです。

ご自身の就活を振り返ってみていかがですか?

自分が今後何をしたいのかどうありたいのかということが明確ではなかったのであふれる求人数の中から会社を選ぶことが本当に難しかったです。大学院を卒業してから仕事再開まで随分と長い時間がかかってしまいましたが、その時間の中で自分と向き合うこともできましたし、働いてからではできないこともたくさんできたので結果的には良かったあと思っています。

今後の目標や夢はありますか?

人に優しく、自分らしく生きていきたいです。
海外生活はもちろんまたできたらいいなあと思いますが、まずは目の前の仕事に没頭したいと思います!

これから就職活動をされる方に一言!

企業の情報量が多いこのご時世、自分に合う会社を探すのは本当に難しいと思います。
その中で自分の中でここだけは譲れないというポイントがいくつかあればうまくいくと思います。
極論ですが、最終的には入って働いてみないと会社のこと・会社にいる人のことなんてわかりません。時には自分なりの判断力・決断力を持って頑張ってください!

担当コンサルあとがき

前職に在籍している時から、「ドメスティックな環境から抜け出し、グローバルに活躍するにはどうすればよいか」をしっかり考えてこられたSaoriさん。
留学前から高い語学力を持ちつつも、語学力だけを武器とせず、留学を決めた行動力には感服です。
また、就職活動では複数の会社からのオファーを受けつつも目先の条件だけにとらわれず、5年後・10年後さらにプロフェッショナルとして活躍できる環境を選ばれました。
実際お仕事をスタートされてからは、就職先の企業のCEOから私達に「Saoriさんのような人をまた採用したい」と言っていただけるほど、すぐに実力を発揮されました。Saoriさんさすがです!
真面目かつ行動力もあるSaoriさんなら、今後ますます活躍の場が広がっていくことでしょう!
これからも応援しております!
Saoriさんありがとうございました。

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