「TOEIC300点台なんですが、外資系企業は諦めるべきでしょうか?」
そんな悩みを抱えている就活生の皆さん、安心してください。語学力がないからといって、内定への道が閉ざされているわけではありません。実際、多くの企業では語学力よりも、その人の人柄やポテンシャル、スキルを重視しているのです。
今回は、語学力に自信がない方でも履歴書やESで魅力的にアピールできるテクニックをお伝えします。
語学力がない就活生の現実
「英語ができないから外資系の就職は無理」「商社は英語必須でしょ?」と思い込んでいませんか?確かに、一部の企業では高い語学力が求められますが、実は多くの企業で入社時の語学力よりも、入社後の成長意欲を重視する傾向が高まっています。外資系企業でも、日本市場をメインとするポジションでは、むしろ日本語でのコミュニケーション能力や日本市場への理解の方が重要視されることも多いんです。

TOEICのスコアよりも、その人がどんな困難を乗り越えてきたか、どんな強みを持っているかを知りたい

語学力は後からでも身につけられるけど、コミュニケーション能力や理論的思考力は短期間では修得するのが難しい。その点を特に見ていきたいと思っている
つまり、語学力がないことを必要以上に心配する必要はありません。大切なのは、自分のもっている魅力を上手にアピールすることなんです。
履歴書での語学力の書き方テクニック
TOEICの目安として、300〜400点は日常会話や簡単なビジネス英語が話せるレベルだとされています。もし、あなたの点数が300〜400点だったとしても隠す必要はありません。むしろ、このような書き方で面接官に良い印象を与えることができます。
このように現在も努力していることや具体的な目標を併記することで成長意欲のある人という印象を与えられます。また、英検準2級をお持ちの方は併せて記載しておきましょう。「英検は高校レベル」と思わず、あなたは基礎的な英語コミュニケーション能力をもっていると捉えてください。
趣味や特技欄の隠れた活用術
履歴書の趣味や特技欄も語学力不足をカバーする絶好のチャンスです。
- 海外ドラマ・映画鑑賞
- 外国人観光客への道案内ボランティア
- 多国籍料理作り など
これらは直接語学力をアピールできるものではありませんが、国際的な視野を持ち国籍問わず積極的にコミュニケーションをとりに行ける人という印象を与えられます。
ES(エントリーシート)で語学力をカバーする書き方
語学力が不足していると感じる場合、ES(エントリーシート)では以下のポイントに沿ってほかの能力をしっかりアピールしましょう。
コミュニケーション能力を重視する
「私の強みは、相手の立場に立って考え、わかりやすく伝えるコミュニケーション能力です。アルバイト先のカフェでは、外国人のお客様に対して、メニューを簡単な英単語と写真、ジェスチャーで伝えながら笑顔で接客することで「ありがとう」と言ってもらえることが多くありました。語学力以上に大切なのは、相手のことを理解して寄り添う姿勢だと実感しています。」
問題解決能力をアピール
「私は困難な状況でも諦めずに解決策を見つける力があります。大学のゼミで海外の論文を読む課題が出た際に、当時英語が苦手だった私は非常に苦労しました。しかし、翻訳ツールを活用しながら、わからない部分は教授や留学生などに質問し、さまざまな手段を組み合わせて課題を完成させることができました。」
前向きな姿勢とセットで語学力をアピール
「現在の私の語学力は決して高くありませんが、御社で働くなかで必要性を感じた際には、積極的に学習に取り組みたいと考えています。学生時代、苦手だった数学を克服するために毎日2時間の勉強を半年間続けて単位を取得した経験があります。コツコツと継続する力を活かして、業務に必要な語学スキルも着実に身につけていきます。」
面接対策:語学力について聞かれたときの答え方
もし、面接で「あなたの語学力はいかがですか?」と聞かれたとき、語学力に自信の無いあなたはどう返答するのが良いのでしょうか。
正直さと前向きさを両立させる

正直に申し上げますと、現在私の語学力は決して高くありません。TOEICは420点という結果でした。しかし、だからこそ伸び代があると考えています。入社までの残り期間と入社後も、計画的に学習を続けて、業務に支障のないレベルまで向上させたいと思っています。
具体的な学習プランを話す

現在、毎日30分の英語学習を継続しており、来年の春までにTOEIC600点を目標としています。また、オンライン英会話も週2回受講して、より実践的なコミュニケーション能力を身につけていく予定です。」
語学力以外の強みへ話題を転換する

語学力の向上は今後の課題ですが、コミュニケーション能力には自信があります。アルバイト先でも、お客様の要望を正確に聞き取り、適切に対応することで高い評価をいただいておりました。今後は日本語でのコミュニケーションに限らず、多言語でも同様のサービスを提供できるよう成長していきたいです。
たとえ語学力に自信が無くても、伝え方ひとつであなたの印象は大きく変わります。
まとめ:語学力がなくても内定は十分可能!
確かに語学力はひとつのスキルとして評価されていますが、それがすべてではありません。むしろ、あなたが今まで培ってきた経験、人柄、専門知識、そしてなにより「成長したい」という気持ちのほうが多くの企業にとって価値があるものです。
大切なのは、自分の強みを理解し、それを相手に伝わりやすい形でアピールすること。そして、足りない部分については素直に認めつつ、それを補うための具体的な行動を示すことです。
就活は自分自身を見つめ直し、成長する絶好の機会でもあります。語学力という一つの要素にとらわれず、あなたらしい魅力を存分に発揮してください。