「ワーホリ」先では日々新しい刺激があり、毎日がとても充実していたのに、帰国してみるとワーホリ前との変化が感じられず、落ち込む人も…。
ワーホリ先で燃え尽きてしまい、帰国した途端に無気力になってしまう人も少なくありません。
やる気が出ない原因
- 現地での生活が充実しており馴染んでいたため、帰国した後のギャップが大きい
- 現地の人たちとの関係性が良好だったため、離れてしまった寂しさや孤独感がある
- 自分の語学力が仕事に活かせるか不安。また、活かし方が分からない
- 「ワーホリに行くこと」が目標だったため、次の目標が見つからない
- ワーホリは「空白期間」とみなされてしまい、自分の経験や努力を正当に評価してもらえないと感じている
ひと息つく時間も必要ですが、休んでいる時間が長い程、次の行動に移るのに時間がかかってしまい、やる気もますます低下してしまいます。
リフレッシュの際には期間を設定し、決めた期日が来たら次の行動に移すことでうまく切り替えていきましょう!
解決策
仕事に就く際には、必ずしも正社員やフルタイムで働かなければいけないというわけではありません。在宅ワークや複数の仕事のかけもちなど、最近では働き方もさまざまです。
まずは、「これから何をしたいのか」「どんな働き方をしたいのか」について自己分析をして、自分としっかり向き合ってみませんか?
自己分析
「ワーホリの目的・課題」「ワーホリ中に得たものの洗い出し(語学力・現地の職場で得た経験)」「ワーホリ後の変化や成長(語学力・行動力など)」を明確にすることで経験を言語化でき、本当に自分がやりたい仕事が見つかるかもしれません。
また、過去の経験の「棚卸し」をすることで、ワーホリでの経験と組み合わせたあなただけの強みが見つかることもあります!
日本での生活への順応
海外生活から日本での生活に再び順応するには、ある程度の時間が必要です。
まずは規則正しい生活をして、休息をしっかりとり、自分の体を整えましょう。
身体が整うと心も整い、自然とポジティブな思考になります!
まわりの誰かに相談する
家族や友人など、自分の気持ちを話せる人を見つけることが大切です。誰にも言えずに一人で抱え込んでいると、どうしてもネガティブな思考に進みがちです。そんな時は、まずは家族や親しい友人など、話しやすい誰かに相談してみましょう。
ただ単に聞いてもらうだけでも安心感が得られます。また、人に話すことで気持ちの整理ができたり、自分でも気づいていなかった新しい視点が見つかることもありますので、辛い時には一人で抱え込まず、積極的に周囲を頼りましょう。
働き方の種類を調べる
語学力だけではなく、自分の持っているスキルを掛け合わせることで多種多様な働き方ができます。
フリーランスで通訳、企業のwebサイトやビジネスメールなどのオンライン翻訳、ブログやSNS等で海外経験や語学学習法についての情報発信をしてアフィリエイト収入や広告収入を得る、在宅でオンラインの英会話講師、webライター、ツアーガイドなど。
生成AIへ質問
「ネットでの検索だとなかなかほしい情報が得られない!」そんな時には、生成AIに質問してみてください。回数制限はありますが、無料で使用できるものも多く、検索の時間や労力が削れます。
ワーホリ経験者のコミュニティに参加する
同じような経験を持つ人々との交流の中から就職活動のヒントが得られたり、人と話すことで解決策の糸口が見つかることもあります。海外での生活からしか得られない悩みや喜びを共有でき、帰国後に抱えていた孤独感を和らげることができます。
転職エージェント、図書館やコミュニティセンターなどが開催している帰国者向けの交流会などもあります。
専門の転職エージェントの活用
もし、上記の方法で解決策が得られない場合は、専門の転職エージェントを利用することもおすすめです。
ワーホリ経験者の就職支援に特化したエージェントも複数あり、ワーホリの経験を活かした転職のアドバイスがもらえるので効率的に就職活動を進められること間違いなし!
帰国キャリアドットコムも、ワーホリ経験者に特化した就職エージェントです。
ワーホリは単なる「遊び」や「休暇」ではなく、あなたの人生における重要な投資です。現地で培ったものは語学力だけではありません。見知らぬ土地での生活は行動力を高め、異文化の人々との交流は、対人スキルを高め、間違いなく精神面でも飛躍的な成長を遂げていることでしょう。
この貴重な「スキル」と「経験」を活かし、自信を持って、あなたのスキルや経験が活かせる仕事に挑戦してください。