Takuさん(30歳)
新卒から7年間勤めたビル管理会社を退職し、ワーホリに行くことを決意したTakuさん。カナダとオーストラリア合わせて3年間の海外生活を終えて、人生初の転職活動を開始したものの、コロナの不況と重なり一筋縄ではいかないことだらけ。厳しい状況の中でも諦めずにチャレンジし続けたTakaさんの就職活動についてお伺いしました。
Takuさんについて
プロフィール
新卒でビルの管理会社に就職。約7年間主にビルのマネジメント業務を中心の業務を担当。今後の自身のスキルアップと海外への展開をしていく企業も多くなっていく中で、英語を身につけておきたいと考え、退職後語学留学へ。オーストラリアに2年間、カナダに1年間ワーキングホリデーとして滞在。帰国後約4ヶ月で未経験ITエンジニアに内定。
留学に行く前はどんなお気持ちでしたか?
一人でタイに旅行へ行ったりと過去にしていて海外に長期住むことは達成したいことの一つでしたので語学力での不安に勝りとても楽しみで仕方ありませんでした。
留学中の過ごし方や経験談を教えて下さい
オーストラリアでは休暇はサーフィンに行ったり、オージーの友達とクラブに行って遊んでいました。
カナダでは世界有数の有名なスキー・スノボスポットだったため休みはスキーに行ったり夏はスカイダイビング、ラフティング等のレジャーを楽しんでました。
留学期間中に挑戦したことはありますか?
日本人以外の人と積極的にコミュニケーションをとることです。
住むこと以上に生きた英語の勉強をすることが目的で行きたかったというのもありました。
実際現地で勉強はほとんどしてませんでしたが劇的に英語能力は伸びたと思います。
2カ国の留学を終えてご自身の中で変わったことはありますか?
実際一人で行って2箇所目からの仕事、家探し等は全部自分でやっていたのでチャレンジすれば大概のことはできるもんだなと思い多少のリスクがあっても挑戦することにためらいを感じなくなりました。
車を購入したのもオーストラリアが初めてでした笑
余談ですが私が行った2カ国は銀行のデビット機能が非常に発達していたので、ほぼキャッシュレス生活をしており、日本で現金と重い財布を持って移動することに違和感を覚えてしまいました。笑
帰国前の心境をおしえてください
元々海外3年目のカナダを最後にワーキングホリデーを終了する予定でしたので、名残惜しさはありましたが受け入れてはいました。7年の勤続年数はあったので離職及びブランクは特に気にしてはいなかったです
留学後の活動について
帰国キャリアドットコムを利用したきっかけはなんですか?
既に帰国は決まってはいましたがコロナが流行り始めた当初(2020年1月頃?)に比べ情勢の悪化が著しく一筋縄では就活がうまく行かないと判断したためです。
コロナの影響により就業できてない方も多く、非常に困難な就活になると考えていました。
実際に就活を始めてみていかがでしたか?
想像していたよりも3年間のブランクが響くものだなと素直に思いました。書類選考がまず通らない企業が多く、履歴書の作成した量も結構多かったのではないかと思います。
実際面接までたどり着いたのは応募数にしては少ないのではないかと思います。
就活中のコロナの影響やコロナ禍での就活で感じた事を教えて下さい
面接時の電車での移動も東京は感染者が多い地域なので少々怖いところはありました。
またオンライン面接を行っている企業もあり、違和感こそあれ非常に良いと思いました。
就活中大変だったこと、悩んだことはなんですか?またどうやって乗り越えましたか?
やはりこのコロナの情勢の中で長期間就業の約束がないという事です。
ただ、元々楽観的な性格なので長期は望めなくても短期であれば仕事自体はあるので根気よくやっていこうと思っていました。
30歳を超えての未経験ITエンジニアになろうと思ったきっかけを教えて下さい
今後も需要がなくなる職種ではない点、また何度も触れますがコロナもありIT業界はある程度は出社しなくても仕事ができる職種だと思いますので今後10年周期でこういった感染症があるとも言われている中将来性があると考えたためです。
2カ国の留学を終えての就活。振り返ってみていかがですか?
想像より長期に渡りましたが、無事に内定が決まってよかったと思います。
今後の目標を教えて下さい
まずは未経験なため仕事を早く覚えること、資格を取ることが目標です。
また今後は海外経験を活かし英語をビジネスでも使っていけるようにしたいと考えております。
これから就職活動・転職活動をする人に一言!
コロナという世界的に経済及び全ての活動に変革をきたしている激動のタイミングではありますが、人が生活している以上仕事はかならずあると思いますので、落ちてもめげずに継続的に就職活動をしてご縁のある企業を見つけてもらえればと思います。
担当コンサルあとがき
今回のコロナ禍でのTakuさんの就活においてですが彼自身が思い通りに進まない就活に対し、粘り強く諦めずに頑張った事が就活成功の要因だったかと思います。30歳を超えて未経験ITエンジニアへの転職且つ、2か国3年間の留学期間をどう肯定するかが今回のポイントでした。
また、今回たくさん応募し書類通過しなくても諦めず、最後まで私を信じて何回も書類応募・志望動機作成・面接対策含め多く回数を重ね、場馴れして行ったことも要因のひとつかと思います。
現在日本人エンジニアは不足し、韓国系・インド系エンジニアが多く採用されております。
今後ますます、英語の出来るエンジニアや英語と業界知識(IT)がわかる人材はディレクション業務においても重要になってきます。
「留学生xIT業界」は相性が良いので今後もTakuさんの様な「グローバルxIT人材」をどんどん輩出出来ればと思っております。