実は今、世界中で日本語を学ぶ人が増えており、海外で日本語教師として働くことはとても魅力的なキャリア選択の一つなんです。
この記事では、必要な準備から実際の就職活動まで分かりやすく解説していきます。
日本語教師の海外就職って実際どんな感じ?
まず気になるのは、海外で日本語教師として働くってどんな生活なのか、ですよね。
海外日本語教師の働き方
海外での日本語教師の働き方は、おもに3つのパターンがあります。
語学学校・大学で勤務
一番メジャーな働き方です。現地の日本語学校や大学の日本語学科で、決まったカリキュラムに沿って授業を行います。安定した収入と福利厚生が魅力で、同僚との連携もあるので初心者におすすめです。
小人数のプライベートレッスン
個人や小グループに対して個別指導を行う形です。時間の融通が効きやすく、生徒さんの目的に合わせたオーダーメイドの授業ができるのが特徴。ただし、生徒確保は自分で行う必要があります。
オンライン教室
最近増えているのがオンラインでのレッスンです。コロナ禍をきっかけに急速に普及し、世界中どこからでも授業ができるようになりました。移住前の準備期間にも始められるので、経験を積むのにもぴったりです。
気になる収入事情
これは国や地域、働き方によって大きく異なります。アジア圏では月収15万〜35万円程度、欧米では25万〜50万円程度が相場です。現地の物価を考慮すると、一般的な生活は十分可能です。ただし、最初は収入が不安定なことも多いので、ある程度貯金を準備しておきましょう。
まずは準備!日本語教師に必要な資格とスキル
次に、「海外で日本語教師になりたいけど、何から始めたらいいの?」そんな疑問にお答えします。
必須資格3つのルート
海外で日本語教師として認められるには、以下の3つのうちどれか一つをクリアすればOKです。
日本語教師養成講座420時間
「実践重視で学びたい!」という方におすすめのルートです。費用は50万~70万円程度で、期間は半年~1年。文化庁認定の養成講座を修了すれば、教授法から教材作成まで実践的なスキルが身に付きます。
日本語教育能力検定試験に合格
「独学でコツコツ派」にはこちら。年1回の試験で合格率は約20%とちょっと難しいですが、受験費用は1万円程度と格安です。参考初代を含めても5万円以内で資格取得できます。
大学で日本語教育を専攻
これから大学進学予定なら、日本語教育学科や言語学科で学ぶのも一つの手です。卒業と同時に資格取得もできるので学生のうちから日本語教師を目指したい方にぴったりです。
他との差をつけるならプラスαのスキルを身につけよう
基本資格だけでも就職はできますが、以下のスキルがあるとライバルに差をつけることができます。
英語力:TOEIC700点を目指そう
「授業は日本語だから英語は不要でしょ?」と思いがちですが、実は職場での会議や初心者への文法説明で英語が必要になることが多いです。TOEIC800点以上あれば、ほぼどこの国でも通用します。
現地語:挨拶レベルでもOK
働きたい国の言葉を少しでも覚えておくと、面接で評価されるのはもちろんのこと、現地の生徒からも親しみをもって接してくれます。完璧である必要がありません。挨拶や簡単な日常会話ができれば十分です。
実践経験を積んで海外デビューを目指そう!
資格を取ったら、次は実際に教える経験を積みましょう。「いきなり海外は不安…」という方も、まずは身近なところから始められますよ。
例えば…
- 留学先の日本語学校でのアルバイト
- オンライン日本語レッスン(italki、Preplyなどで個人教師デビュー!)
- 地域の国際交流センターでボランティア
また経験ゼロからできることも…
- 外国人の友達に日本語を教える
- 言語交換アプリで日本語を教える代わりに外国語を学ぶ
- YouTubeで日本語レッスン動画を投稿する
「経験がないから…」と躊躇する必要はありません。みんな最初は初心者です!小さな一歩から始めて、徐々に自信をつけていけばいいんです。
いざ就職活動!求人の探し方から面接&模擬授業対策
さあ、いよいよ本格的な就職活動の始まりです。海外の求人探しから応募書類作成まで効果的な方法を教えます。
求人探しは複数ルートで攻める
求人探しは専門サイトから始めましょう。国内の海外就職に特化した専門サイトから働きたい国の現地求人サイトも直接チェックして、現地採用の情報をいち早くキャッチしましょう。また、気になる学校を見つけたら求人が出ていなくても積極的にコンタクトを取ってみてください。タイミング次第では非公開求人に出会えるかもしれません。帰国キャリアドットコムでも相談できますので、お気軽にお問い合わせください。
海外仕様の応募書類を準備
海外向けの履歴書は日本と大きく違います。写真は貼らず、年齢、性別、婚姻状況も記載しません。代わりに教育歴・職歴を詳しく書き、語学力は「TOEIC850点」など具体的な数字でアピールしましょう。また、履歴書とセットで必要なのがCover Letter(志望動機書)。学校への理解と熱意を英語で伝えましょう。
面接でよく聞かれること
「なぜ日本語教師になりたいと思ったのですか?」といった基本的な質問から、「問題のある生徒にはどう対応しますか?」といった実務的な質問、給与や福利厚生といった条件面での交渉が必要になる質問も珍しくありません。
日本ではあまり受けないような幅広い質問にも答えられるよう入念に準備しておきましょう。
模擬授業の準備方法
多くの学校では、面接の一環として模擬授業を求められるケースがあります。
基本的な自己紹介の授業、ひらがな・カタカナの導入、簡単な動詞活用など、初級レベルの内容を準備しておくと良いでしょう。教材も自分で用意し、15~20分程度で完結する構成を考えておいてください。
大切なのは、生徒とのコミュニケーションです。一方的に話すのではなく、質問を投げかけたり、生徒の反応を見ながら進めたりする柔軟性をアピールしましょう。
まとめ
日本語教師において大切なのは、まず行動を起こすこと。資格取得の勉強を始めたり、海外情報を収集したり、小さな一歩から始めてみてください。あなたの「海外で日本語教師になりたい!」という夢を、ぜひ現実にしていきましょう。
