企業研究・業界研究でおさえるべきポイント

会社選び・仕事選び

さて、新生活を迎える人達も多い4月。1〜3月頃に帰国して、今まさに就活真っ最中という人も多いのではないでしょうか?
新卒の就活お話で言うと、経団連の指定では6月選考開始ですが、皆さんもうご存知の通り、実際の企業の動きも学生の動きもそんなのんびりしていません。
弊社のクライアントでも無事行きたい企業からの内定をもらい就活を終了する学生さんが増えてきました。
さて、今回も新卒就活生の皆さんからよく頂く質問の一つ「企業研究・業界研究のやり方」をご紹介します。
あ、、関係ないか!と思った転職組の皆さん!
転職組でも納得して転職活動を終えるために、企業研究・業界研究は大切ですよ!

企業研究・業界研究ってなんのためにするの?

履歴書作成時や面接の対策を進めていく中で重要だと言われているのが企業研究・業界研究。
しかし、なぜ調べないといけないのかが分からず、やった方がよいと言われたから・・・と闇雲に調べている人が多いのではないでしょうか?
企業研究・業界研究にはちゃんと目的があります。
それは

  • 自分が働きたい企業かどうかを見極めるため
  • その企業に入りたいという理由の根拠を見つけるため

です。
そして、ゴールは調べた内容を用い、説得力のある志望理由を作成することです。
自分で得られる情報は膨大で、コーポレートサイトや業界に特化したメディア、四季報、ニュース、インタビュー記事など、目的がなく調べはじめてしまうと、「あれ?何のために調べてるんだっけ??」と急に不安になるでしょう。
企業研究・業界研究はテスト対策ではありません。
闇雲に調べるのではなく、情報の中から自分の必要な情報をピックアップしていきましょう!
 

企業研究・業界研究の下準備

意味のある企業研究・業界研究を行うためには、事前の準備が必要です。
企業研究・業界研究の目的は、
「自分が働きたい企業かどうかを見極めるため」
「その企業に入りたいという理由の根拠を見つけるため」
と先ほど書きましたが、その前段階として、「自分はどんな会社に入りたいのか」を明確にしておかないといけません。
そのためには、

  • 将来どうなりたいのか(キャリア・プライベート全て含めて)
  • その将来に向かうためにどんな会社を選ぶべきなのか(会社選びの軸)

をきちんと言語化しておきましょう。
今回は企業研究・業界研究についてなので前段階の部分は割愛しますね。
ここでやっとスタートラインです。
 

必要な情報の見極め方<

会社選びの軸が定まれば、その軸に当てはまるかをジャッジするために情報を集めていきます。
・やりがいを重視したい→経営理念、事業概要、具体的な社員の仕事内容など。
・自身の成長性を重視したい→裁量権があるか、一緒に働く社員はどんな人か、役員構成やマネージャーに叩き上げのメンバーが居るかなど
・スキルを身につけたい教育制度、社内でのキャリアパスが明確かどうかなど
・企業の将来性を重視したい業績概要、財務指標、市場規模の推移、競合他社の分析など
・ライフステージが変わっても同じ会社で働きたい社員の平均勤続年数、それぞれの社員の属性、人事制度や福利厚生など
・好きな業界に身を置きたい業界関連のポータルサイト、SNSなどで業界の情報配信者をフォローし最新の動向を知るなど
もちろんこれらは、ごく一部の事例で自身の性格や考え方によっても得るべき情報は変わります。
同じ軸を持っていても、性格や過去の強みから、企業にマッチするかは変わってくるため、私達キャリアコンサルタントも人によって見るべきポイントを変えてアドバイスしています。
また、上場企業の場合、IR情報や決算説明会のプレゼン資料を公開しています。(コーポレートサイトからIR情報のページに飛びましょう!)
投資家に自社を選んでもらうために、IR情報では会社の情報やこれまでの実績、今後の方針、業界の動向など分かりやすく説明しています。
IR情報が載っている場合は必ずチェックしましょうね!!
 

企業研究が終わったら・・・

自身の強みやキャリアプランも加え、志望理由を作成していきましょう!
その際、さらに説得力のある志望理由を作ろうと思った場合、ただ情報を掴むだけでなく、自分なりにしっかり分析を行い、業界や企業について友人と議論してみてもよいでしょう。
業研究のポイントは、企業選びの軸を定めてから当てはまる情報を調べていくということ。そして、得た情報から行きたい企業かどうかを見極め、説得力のある志望理由を作ることです!
目的が分かれば企業分析・業界分析は楽しいですよ!
頑張っていきましょう!
 
留学・ワーキングホリデー後の就職活動や再就職に悩んだら帰国キャリアドットコムにご相談下さい!
しっかりとしたヒアリングであなたの次のキャリアを応援します。

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